幕張ブルワリーとは?クラフトビールの定義や意味って何?クラフトビールの種類をご紹介!

2023/09/29 10:00

様々なビールメーカーがしのぎを削る中、近年注目されているのがクラフトビールです。ペリエオンラインには千葉市初のクラフトビール醸造所「幕張ブルワリー」も出店しており、こだわりのクラフトビールをお取り寄せできます。そこで今回はクラフトビール初心者でも分かりやすい、クラフトビールの定義や意味をはじめ、幕張ブルワリーの魅力をご紹介します。

目次

幕張ブルワリーとは?

幕張ブルワリーは、千葉県千葉市美浜区にある千葉市初のクラフトビール醸造所です。アメリカオレゴン州のポートランドに感銘を受け、アメリカンスタイルのクラフトビールを醸造・提供しています。海浜幕張駅から徒歩10分程度の場所にお店を構えており、多くの人で賑わいを見せるビール好きに人気のお店です。6種類のオリジナルビールを中心に、3種類の飲み比べセットなども提供しています。海浜幕張に遊びに来た際は、ぜひ立ち寄ってみましょう。

クラフトビールとは?一般的なビールや地ビールとの違いって何?

近年、よく耳にするようになったクラフトビールですが、最近ではスーパーに陳列されていることも多く、クラフトビールを手掛ける専門店なども続々とオープンしています。たまには違うビールをと、手に取った事がある方も多いでしょう。
しかしそもそもクラフトビールと一般のビールの違いや、地ビールとの違いを知らない方も多いのではないでしょうか。ここではクラフトビールと一般のビールや地ビールの違い、クラフトビールの生まれた歴史を解説していきます。

クラフトビールの定義や意味とは?一般的なビールとの違いは?

クラフトビールの定義は「大手メーカーから独立した小規模な醸造所が手掛ける個性的なビール」とされています。アメリカのブルワーズ・アソシエーションでは「独立している」・「小規模である」・「伝統的である」という3つの定義で定められており、こうした違いが一般的なビールとの違いです。
定義の「独立している」とは一般的なビールメーカーと独立している醸造所であり、「小規模である」とは職人が直接管理した、1回の仕込み単位が20キロリットル以内で醸造されているという目安があります。また「伝統的である」という定義にはビール醸造士が個性的な発想で自由で柔軟にビール作りをしているという意味も込められています。そのため、一般的な喉ごしを求めるビールと比べても、味の濃いものやフルーティーな味わいなどフレーバーも多岐に渡ります。

クラフトビールと地ビールの違いとは?

クラフトビールと地ビールの違いはほとんどありません。かつて日本国内ではビール製造は1年間で最低2000キロリットル以上の製造が義務付けられており、小規模のビール工場はあまりありませんでした。その後法律が変わり、小さい醸造所でもビールが作れるようになったことをきっかけにお土産需要にあった地ビールが誕生します。こうした背景から地ビールはお土産要素が強く、地元の特産品を使ったビールなどが多い一方で、クラフトビールは小規模の工場でクラフトマンシップが込められて作られたビールとして分けられています。

クラフトビールが生まれた歴史とは?

クラフトビールの原点は、地ビールの誕生です。元々地ビールは地酒にちなんで作られるようになり、一時期ブームとなりましたが徐々に終焉していきます。その際に一部の醸造所では、さらに磨きをかけてより高品質なビール作りを行い、世界的にも高い評価を受ける程になります。2000年代からアメリカでのクラフトビールブームが国内にも上陸し、かつて地ビールと呼ばれていたビールがよりクオリティーを上げて、クラフトビールと呼ばれ、再評価されるようになったというのがクラフトビールの歴史でした。

クラフトビールはなぜ人気?初心者におすすめの基本の種類をご紹介!

ビール好きから強く支持されているクラフトビールですが、ここからは初心者にも分かりやすいおすすめの基本的な種類を解説していきます。
まず、クラフトビールは大きく分けて「ラガー」と「エール」の2種類に分かれます。この2種類の違いの決め手となるのが、ビール作りにおいて重要な発酵のさせ方です。まず「ラガー」は低温で長期間発酵させる方法の下面発酵によって作られたビールで、代表的な種類に「ピルスナー」が挙げられます。
一方で、「エール」はやや高めの温度で短期発酵させる方法上面発酵によって作られたビールで、代表的な種類には「ペールエール」や「IPA」が挙げられます。

クラフトビールの味わいの特徴とは?

クラフトビールの魅力の一つが多様な味わいの違いです。例えば、「ピルスナー」は日本人になじみ深い味わいのビールなので、クラフトビールが初めてという方も飲みやすいでしょう。一方で「ペールエール」や「IPA」はホップやモルトの香りや味わいの濃さが特徴で、ペールエールはクラフトビールを楽しむ上で王道と言える味わいを楽しめます。
また、ナッツやチョコレート、コーヒーを彷彿させる黒ビールの「スタウト」はエール系のクラフトビールで、国内で流通している黒ビールはラガー系の「シュヴァルツ」とは一味異なります。同じ黒ビールでも後味やホップの風味が異なるのも魅力の一つです。他にも、果汁やフルーツシロップを一緒に入れた「フルーツビール」などもクラフトビールになるので、お気に入りの一杯を見つけるのもおすすめです。

クラフトビールの原材料とは?

クラフトビールの原料はたった4種類のみです。ビールと同じで「モルト(麦芽)」・「ホップ」・「酵母」・「水」の4つでクラフトビールは出来上がります。
クラフトビールにおいてビールの色合いや風味に影響を与えるのが「モルト(麦芽)」です。発芽させた大麦のことで、乾燥や焙煎時間の違いで色合いや風味が異なってきます。
ビール特有の苦味や香りを引き出すのが「ホップ」です。ハーブの一種で受粉前の雌花のみ使用されます。モルトとホップのバランスによっても味わいや香りに大きな違いが生まれるので、醸造所のこだわりポイントです。
アルコールと炭酸ガスを生み出すための発酵に欠かせないのが「酵母」です。ビアスタイルの決め手となるので、醸造所ごとに追い求めるビール作りで欠かせません。
そして、ビールの9割以上を占める「水」では、ラガー系では硬水、エール系では軟水を使用します。豊富なミネラルを含んだ良質な水は、ビールの品質を左右するので、とても重要な要素です。

クラフトビールにはどんな種類があるの?ビアスタイルは?

クラフトビールには、「ラガー系」と「エール系」の大きく分けて2種類があります。
まず、「ラガー系」はラガー酵母を使っており、5度程度の低温で7〜10日かけて発酵させます。その後約1か月間ゆっくりと熟成させており、すっきりとした喉ごしの良さが特徴で、日本で流通するほとんどがこの「ラガー系」になります。代表的なビアスタイルでは「ピルスナー」や「ジャーマンラガー」、「アメリカンラガー」などが主です。
一方で、「エール系」はエール酵母を使っており、15〜20度程度のやや高めの温度で3〜4日程の短期間に発酵させます。熟成期間は約2週間とラガー系の半分程度で、フルーティーな香りや奥深い味わいが特徴です。代表的なビアスタイルでは、「ペールエール」や「スタウト・ポーター」、「ジャーマンエール」などが挙げられます。

おすすめのクラフトビール ピルスナー

クラフトビール初心者にまずおすすめしたいのが、ラガー系の「ピルスナー」です。ピルスナーは元々、日本でビールが作られた際の参考にされたビールなので、日本に流通するほとんどがピルスナーと同じかラガー系のビールになります。そのため、慣れ親しんだ日本の味に近く飲みやすいのが魅力です。世界中でも最も広く流通しており、淡い色合いでアルコール度数は低く、すっきりとしたキレのある爽やかな喉ごしが支持されています。
キンキンに冷やして飲むのが格別で、中でもピルスナーの元祖として知られる「ピルスナーウルケル」はクラフトビールを飲み始める上で、飲んでおきたい一杯です。

おすすめのクラフトビール ペールエール

様々なクラフトビールを楽しみたい方におすすめしたいのが、エール系の「ペールエール」です。ペールエールはクラフトビールを飲み始める上で王道の味わいとも称されています。イギリス生まれのペールエールは苦味が比較的少ないので、飲みやすく料理とも合わせやすいのが特徴です。その後アメリカに渡り、柑橘系のホップの香りが特徴の「アメリカン・ペールエール」が誕生し、世界中に広まりました。
ペールエールの元となった「イングリッシュ・ペールエール」は、モルトのコクとすっきりとした味わいが特徴で、「アメリカン・ペールエール」はアメリカ産ホップのフローラルな柑橘系の爽やかな口当たりが人気です。

おすすめのクラフトビール IPA

ペールエールが好きな方におすすめしたいのが、エール系の「IPA」です。IPAはペールエールをベースにしたイギリス発祥のビールでIndia Pale Ale(インディア・ペールエール)の略です。
大量のホップを使用しているため、ホップのインパクト抜群の香りと苦みが特徴です。アルコール度数も高く、強く刺激的な苦みや風味と高いアルコール度数が支持されています。
名前の由来はインドにビールを持って行く際に、防腐作用の強いホップを大量に入れたのがきっかけでした。アメリカンホップを大量に使った「アメリカンIPA」やアルコール度数が強めの「ダブルIPA」などもあり、世界中でトップクラスに支持される人気クラフトビールです。

おすすめのクラフトビール ホワイトエール

フルーティーで苦みが抑えられたクラフトビールが好きな方におすすめしたいのが、エール系の「ホワイトエール」です。ホワイトエールはベルジャンホワイトとも呼ばれており、ベルギーで古くから作られています。一般的な大麦ではなく、小麦を使用しており、副原料にコリアンダーやオレンジピールを加えているのもポイントです。クリーミーな味わいの中にフルーティーな酸味が広がり、爽やかな風味が広がるビールを楽しめます。

クラフトビールのおすすめの楽しみ方は?

クラフトビールの豊富な種類の中から、一部の定番ビールをご紹介しましたが、楽しみ方も幅広いのが魅力の一つです。クラフトビールは味わいや香りなどが種類ごとに異なることから、飲み方や食べ合わせを工夫することで、より一層クラフトビールの美味しさを体感できます。さらに近年では注目度も上がっていることから、イベントや専門店など、様々なシーンでクラフトビールを飲む機会が増えました。そこでここからは、クラフトビールをさらに美味しく堪能できる、飲み方や食べ合わせ、おすすめのシーンを解説していきます。

クラフトビールを楽しもう!おすすめの飲み方と食べ合わせご紹介

まず、クラフトビールの楽しみ方のひとつで押さえたいのが飲み方です。一般のビールのように缶でも美味しく味わえますが、グラスに注ぐと色合いの違いも楽しめます。さらにグラスの形にこだわるのもおすすめです。キリッしたラガー系は飲み口の広いグラスや細いグラスに入れると泡立ちを楽しめます。一方で、エール系は膨らんだ形のグラスにすると、豊かな香りやコクを楽しめておすすめです。
さらに、クラフトビールは食べ合わせも楽しみ方のひとつです。まずはクラフトビールの色合いに合った料理を選ぶと、相性がいいので試してみましょう。ホワイトエールのような淡い色のビールは、海鮮やサラダなどさっぱりとした料理。スタウトのような黒いビールは肉料理やシチューなどと相性抜群です。また、ビールの作られた産地のグルメと合わせるのもいいでしょう。

おすすめのシーンは?

クラフトビールを楽しむのにおすすめなのが、ビアガーデンやビアホール、ビアバーなどの種類豊富なビールが味わえるお店です。今回紹介している幕張ブルワリーなど、ブリューパブに足を運ぶと、こだわりのクラフトビールの飲み比べも楽しめるので、ぜひ足を運んでみましょう。
また日常的なシーンでは、いつもと一味違うクラフトビールを週末のご褒美にして飲むのもおすすめです。パーティーなど大勢が集まる際は、様々な種類を並べてみると盛り上がるでしょう。ビール好きへの贈り物にも最適なので、ぜひクラフトビールでより豊かな毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

幕張ブルワリーでは人気のアメリカスタイルのIPAをメインとしたクラフトビールが勢揃い!

ここまでクラフトビールの意味や定義、豊富な種類とその楽しみ方を紹介してきましたが、今回ご紹介する幕張ブルワリーは、千葉市初のクラフトビール醸造所としてこだわりのクラフトビールを作っています。オレゴン州ポートランドにインスパイアされたクラフトビールは、人気アメリカンスタイルのIPAをベースに一口で幸福感が広がる一杯を楽しめると支持されています。ここからは幕張ブルワリーのおすすめ商品を紹介していきます。

幕張ブルワリーの商品ご紹介

ペリエオンラインでは、幕張ブルワリーのこだわりビールを通販でお届けしています。ここではおすすめの商品4種類を紹介していきます。

クラフトビール人気6銘柄飲み比べセット

「クラフトビール人気6銘柄飲み比べセット」は、幕張ブルワリーの人気銘柄6種をコンプリートできる豪華セットです。アメリカ西海岸のIPAをベースにした6種類のビールは様々な料理と相性抜群で、おつまみを並べて思う存分堪能しましょう。おしゃれなパッケージが一堂に並んだ姿も圧巻で、プレゼントにも最適です。

PALE ALE/ペールエール 6本セット

「PALE ALE/ペールエール 6本セット」は、お店で一番人気のクラフトビールです。柑橘系ホップのアロマとモルトの味わいのバランスが取れた爽やかな風味が支持されています。鶏の照り焼きなど肉料理と合わせるのがおすすめです。

LAGER/ラガー 6本セット

「LAGER/ラガー 6本セット」は、キレがあるすっきりとした味わいが特徴のクラフトビールです。ピルスナータイプのビールで、キリッとした苦味と香りが強めなので、日本人に馴染みのある味わいを楽しめます。

IPA LOVER 「IPA#2/BAY SIDE DOUBLE IPA」2銘柄6本セット

「IPA LOVER 「IPA#2/BAY SIDE DOUBLE IPA」2銘柄6本セット」は、人気IPAの2銘柄を飲み比べて楽しみたいという方におすすめのセットです。センシニアル、モザイク、カスケードの3種のホップが柑橘フルーツのようなフレッシュな香りとキレが特徴のウェストコーストIPAと、ノルウェーのイーストKveikを使用して醸造したダブルIPAがセットになっています。

幕張ブルワリーのクラフトビールのこだわりと特徴は?

幕張ブルワリーでは、アメリカのポートランド製の醸造設備を導入し、現地の醸造家から醸造を学び、幕張にいながら本場ポートランドの味わいを体感できるビール作りを行っています。ラベルなどのパッケージにもこだわり、アメリカ気分を味わえるおしゃれなデザインも魅力の一つです。味わいはアメリカ西海岸のIPAをベースにしており、ホップの奥深い苦味を引き立たせているのが特徴です。原材料には厳選されたドイツ産の麦芽やアメリカ産のホップを使用し、幕張の水を仕込み水にした、幕張生まれのアメリカンクラフトビールを堪能できます。

本格派クラフトビール、千葉市初の人気醸造所「幕張ブルワリー」の商品をそのままに直送でお届けします!

幕張ブルワリーの本格クラフトビールのセットをご紹介しました。クラフトビールは、製造方法や原材料の違いで大きく味わいが異なります。慣れ親しんだ地元の水で作ったクラフトビールなので、五臓六腑に染みわたる極上の一杯を味わってみてください。
ペリエオンラインでは幕張ブルワリーの商品をそのまま直送でお届けしています。今週末の一杯は地元千葉県のクラフトビールを、ぜひ堪能してみましょう。

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